坐骨神経痛について
坐骨神経痛の原因については、大きくは「腰部脊柱管狭窄症」に由来したものと、「腰椎椎間板ヘルニア」に由来したものの2つに分類することができます。
坐骨神経痛の原因
「腰部脊柱管狭窄症」由来の場合
その際の症状は、高いところの物を取ろうとしたり腰をひねる、あるいは背筋を伸ばしたりしたときに強く痛むのが特徴です。逆に前かがみになると痛みの原因になっている脊柱管が広がるので、腰部脊柱管狭窄症が原因の坐骨神経痛については自転車をこいだり靴下を履く動作に苦痛を感じることはまずありません。
「腰椎椎間板ヘルニア」由来の場合
一方で、腰椎椎間板ヘルニアを原因とした坐骨神経痛は、椎間板がつぶれて飛び出した結果、腰椎の神経を圧迫することで起こります。そして、この腰椎椎間板ヘルニアは加齢によっておこる腰部脊柱管狭窄症と違って20代が最も患者に多いです。
また、症状についても腰椎椎間板ヘルニアとは逆で、前かがみになると強い痛みを感じます。あぐらや横座り、中腰の動作、猫背で座り続けている時に症状を感じやすいのが特徴です。
なお、代表的な原因は腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアではあるものの、骨粗鬆症や腰椎圧迫骨折なども坐骨神経痛を引き起こすことがあります。
坐骨神経痛でお悩みの方は当院へご相談ください
スタッフ一同、症状に悩むあなたに寄り添い、全力でサポートさせていただきます。ご不明な点がありましたら、ぜひ当院のスタッフへお気軽にご相談ください。皆様のご来院お待ちしております。